Concept想い

北仙台駅前付近に教室を開いて46年。
1000人を超える子どもたちとつきあってきた。
子どもを取りまく環境は文科省の変遷と共に随分と様変わりしてきたとはいえ、開塾以来一貫して、学校と違うところは子どもたち一人一人の「わからないこと」 「できないこと」 にこだわり「何故わからないのか」 追求したことであろうか。
子どもに寄り添い、笑顔を見たくて、できる子を更に伸ばすのは勿論、子ども側に立ちこの子にとって何が必要か、悩みながら一対一の接触を長年試みてきた。
私なりに 「分かる」 授業が成立という貴重な経験と子どもたちの理解度が深まった経験は何度もしてきた。
私のというより塾の財産でもある。
掲載した卒舎生の声がそれを物語っている。
今年も新しい出会いを待っているところです。

2026年3月
今北 正史

小学生の頃、「巴里」を「パリ」と読むことを知った。
読みの不思議さに驚いた。
漢字を好きになった一瞬だった。
国語の授業で漢字かるたを並べる。
「飛蝗」「木瓜」「信天翁」「蚯蚓」「雲丹」「馬酔木」
(ばった、ぼけ、あほうどり、みみず、うに、あしび)
「へえー!」 声が上げる。
子どもは広い大きな土壌を持つ。
ぽろりと落ちた種がどんな芽を出すか、予想はつかない。
漢字だけではない。
数学も社会理科英語だって
いつどこで子どもの心に拾われるかわからない。
授業は丁寧に。
工夫したいと思う。
「難しい字、よく知ってるね」
「塾にかるたがあってさ……」
先の記憶に残りますよう、私の目標です。

2026年3月
今北 玲子