スケジュールも食事も自分たちで作る夏の合宿ということで始まったキャンプも今年で26回を数える。毎年キャンプ場を変え、宮城県内にとどまらず秋田 福島 山形 岩手に足を伸ばしたこともある。

マッチをすったこともない、かまどでご飯を炊くところを見たことも無いという子が増えている実態の中、薪、かまど,50人分のカレーを作れる大きな鍋、そして農家に譲ってもらった5升ものご飯が炊ける釜などを使った食事の用意は、子どもたちにとってはすべてが珍しく初体験であり、食べるまで時には3時間を越えるもそれら一つ一つが楽しいひと時。
異学年の先輩後輩、違う中学の者との交流は、行事や企画が不要なほど何をしても弾けるような子どもたちの会話の連続。
また中3が先頭になって考える恒例のキャンプファイヤーのパフォーマンス、それに続く消防署に届ける義務があるほどの大型の打ち上げ花火(シドニーオリンピックや七夕前夜祭で有名な花火師、芳賀銃砲店から購入)は毎年最高に盛り上がる一瞬である。ここ数年は、玲子の要望で、昼下がりの時間帯に木陰での読書も取り入れている。
今北正史